こんにちは!田畑です。
昨日一昨日と「小学生のときにつけたい力」や「学習習慣化する方法」についてお話してきました。しかし実際に子どもに継続を促そうとすると嫌がってしまって3日坊主などになってしまいがち…という方もいらっしゃるかもしれません。
先日の6/2(日)の北日本新聞に載っていた記事で共感した部分が多々あったので、それと合わせて「子どもに学習習慣をつけて継続してもらう方法」について今日はお話します。
子どもといっても1人1人の性格は大きく異なるため、学習習慣を身につけさせるといってもアプローチの仕方は千差万別。
しかし記事でも紹介されているように進学塾VAMOS代表の富永さんによれば男女の性差である程度の傾向が見られるそうです。
男の子の場合は「はまりやすく飽きっぽい傾向もあり、親主導でルールを作り、勉強を習慣化させることが重要」とのことです。
女の子の場合は「学習習慣が定着しやすい」ですが、一方で「目標達成意識がモチベーションとなるが、ルーティンをこなすこと自体が目的化」してしまいやすい傾向にあるようです。
確かに愉開塾の教室で子どもたちを見ていてもこの傾向はあるように見受けられます。
男の子の場合はやりたくないものはとにかくやりたくないと考えてあの手この手でやらない理由を挙げたりします。こういった子には最初から「ここまでやったら今日は終わり!」だとか「これが終わったらいったん休憩してゲームをしよう」という声かけや予めルールを作っておくと集中して取り組みます。
女の子の場合は(記事でも言及されていますが、男の子に比べて精神年齢が高い傾向にあるため)社会や学校で決められたルールを早期に理解するため「やらなきゃいけない」ことから逃げずに取り組む子がほとんどです。しかし一方で「終わらせること」に重点を置いてしまっていて「理解すること」をすっ飛ばしてしまっている子もちらほらいます。その結果、「ちゃんとやっているのに結果に繋がらない」という現象が起きますので、内容を本当に理解して取り組めているのかをチェックすることが大切です。
ちなみに田畑家の場合は確かにこの法則に則った接し方をされていたような覚えがあります。
僕は年長から中学3年まで公文を習っていたのですが「公文の宿題と学校の宿題が終わったら遊んでもいい」というシンプルなルールを課されていました。これだけでうまくいったのには年長から始めたこともあって勉強への抵抗が小さかったのが大きな要因にもなっていると思います。先取り学習をしていたため学校の宿題も学校でちょろっとやって終わらせられる難易度でした。
僕には4つ下に妹がいるのですが、彼女の場合は逆にルールを決められるよりも自分で管理してやるタイプだったような気がします。卓球のクラブにも行っていて忙しかったと思いますが、「やらなきゃいけない」という意識を強く持っていたのでしょう。なんだかんだ毎日勉強していました。
性別の他にも性格の違いなどもあると思いますが、そういった傾向に合わせた接し方をしてあげるといつもとちょっと違う行動を起こすかもしれませんよ!ぜひ何か1つ取り組んでみましょう!今日から!!