勉強法

27.「作業」と「思考」をうまく使い分けよう

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こんにちは!田畑です。

今日は効率よく時間を使いこなすためのスキルについてお話します。

 

「何かアイディアを形にする」ということは大変難しいことです。

①パッと何かをひらめき、②それを形にするための工程を考え、そして③実際に作る。

このうち②は「思考」の分野になり、③は「作業」の分野になります。

①のアイディアを思いつくのも「思考」の分野に入ってくるかもしれませんが、お風呂や布団に入っているときといった心身ともにリラックスしているときに「ふと思いつく」ものなので今回は別としました。

「思考」をするときに脳は一番活発になります。考え続けていると頭は疲れてきます。

一方で「作業」をするときには単純作業であればあるほど脳が働かなくなるので脳は疲れにくいです。

こう見ると「思考」の方が「作業」よりもいいことをしているように感じるかもしれませんが、違う目線からみるとどうでしょう?

「思考」している人は傍から見ればじっとしていて何もしていないように見えますが、「作業」している人は実際に何かを作っています。

つまり「思考」と「作業」では働かせている体の部分が異なるということです。考えてみれば当たり前の話なのです。

 

しかしここで大事なのは、どちらもバランスよく行うということです。

「思考」ばかりしていてもそれが形にならなければ誰も評価してくれませんし、「作業」ばかりしていると世の中をあっと驚かせるようなモノをつくるのは困難でしょう。

 

愉開塾は学習塾なので…笑 これは勉強においても同じ、ということを言っておきましょう。

特に受験生である中学3年生は「与えられた課題をこなすだけの作業」のような勉強ではこれからの実力テストなどで結果を出していくことは難しくなります。

人によって得意不得意は違うのですから、自分にあった勉強をしなければ伸びしろは短いままです。

ただ「勉強をしている」という作業をするだけではなく、「自分の得意不得意はそれぞれどこか」「これからの学習計画をどうするか」「効率よく覚える勉強法を考える」といった「思考」を一度してみましょう。

レペ全地球のDJ社長が約40分にわたる長編動画(https://www.youtube.com/watch?v=PPnbEiXSYM8)でも少し触れていますが

「とにかく遠くまで行く」という目標を設定したときに

Aさんは「ひたすら自転車をこぐ」という「作業」に徹しました。

Bさんは「原付の免許を取って、原付で走ればいい」という「思考」をしてから「免許の勉強する」という作業を挟み、「原付を走らせる」という単純「作業」をしました。

これ、めちゃくちゃわかりやすい例えだと思うんですよね。長い目で見れば余裕でBさんの方が遠くへ行けちゃう。

 

現実問題はこんな簡単に物事は進まないかもしれませんが、意識して「思考」と「作業」を交互に繰り返していくことはとても有効です。

どちらか一方に偏っている人はぜひもう一方もやってみましょう!今日から!

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