新聞記事

25.自分のことのように考えよう

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こんばんは!田畑です。

今日は北日本新聞に載っていた2つの記事から思ったことをお話します。

まずは記事の紹介から。

 

1つ目の記事はこちら。

「日の丸液晶中台傘下」

日立製作所、東芝、ソニーの事業を統合したジャパンディスプレイという液晶パネルの大手の業績が悪化し、中国と台湾連合からの支援を受け、傘下入りして事実上の日本の液晶産業の消滅を迎えました。

かつて世界をけん引してきた日本が周辺のアジア諸国の経済・技術発展に後れを取っていることが日に日に明確になってきています。

 

 

そして2つ目の記事はこちら。

「総人口8年連続減」

日本の総人口は去年の時点で1億2644万人。前年より26万3千人減ったそうです。愉開塾のある射水市の人口が約9万人ですから射水市2つ分以上の人々がいなくなっている計算です。かなり恐ろしいですね…

ちなみに富山県は105万人で前年より6千人減ったそうですが、転出者よりも転入者が増える社会増加率が3年連続でプラスになっているそうです。これは富山が住みよい県であることの証でもあります。

 

さて、この2つの記事から僕が言いたいことは

「日本ってやべぇんだぞ!危機感持たないとすぐに他の国に飲まれちゃうぞ!」ってことです。

 

日本は1960~1990年ごろに国中のインフラ(道路や鉄道)の整備、東京オリンピック、海外戦争における軍需などが相まって高度経済成長期を経験しました。この時期は「がんばってモノを作れば稼げる」という時代だったので、多くの人は時間をモノづくりに捧げて価値を生み出し、それを買ってもらうことで富を築き上げてきました。

しかし1990年初頭におきたバブル崩壊を筆頭に日本は不況の時代に突入します。同時にベルリンの壁が崩壊し、冷戦の終結、そしてインターネットの普及も絡んだグローバル化が急激に広がったのが今月で終わる平成の時代と言えるでしょう。とはいえ技術革新も進んで世界が以前に比べて豊かになってきたこともあり、今の平成の時代はモノに溢れています。「生活必需品」というレベルのものは低所得層の人々でも手に入れられることがほとんどだと思います。

逆に言えば、「価値あるもの」を生み出すということが今の時代ではワンランク上を求められているということが言えます。

そして「ワンランク上の価値あるもの」を生み出すために必要な力というのは「アイディア」です。

今の日本の子どもたちはこのアイディアを考え出す力を養うための「思いつき」を、「表現」して「発信」し、「評価してもらう」という経験ができていないように僕は思います。

 

日本は数年前に中国に経済大国ランキングでアメリカに次ぐ2位の座を中国に奪われました。「失われた30年」もの間日本の経済は長期間停滞しています。

これは僕は「高度経済成長期の日本の姿に甘えている」ようにしか感じられません。根性論を申し上げたいわけではなく、今の時代の日本人は自信をもって「今自分は幸せだ」といえる人は少ないと聞きます。これは自分に自信が無いからでしょう。

 

昔と比べるのではなく、今、自分がやって楽しいこと、人に喜んでもらえて嬉しかったこと、これを純粋に追いかけることこそが僕たち日本人がやるべきことではないでしょうか?

「総人口8年連続減」

日本の総人口は去年の時点で1億2644万人。前年より26万3千人減ったそうです。愉開塾のある射水市の人口が約9万人ですから射水市2つ分以上の人々がいなくなっている計算です。かなり恐ろしいですね…

ちなみに富山県は105万人で前年より6千人減ったそうですが、転出者よりも転入者が増える社会増加率が3年連続でプラスになっているそうです。

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