こんにちは!田畑です。
先日高校入試が終わったばかりですが、逆に言えば次の新3年生は受験生としてスタートを切る時期とも言えます。
そこで、今回は富山県高校一般入試の合否判定の仕組みのお話をします。
入試テストが1教科40点の合計200点満点で行われることは多くの方がご存知だと思います。
通常の500点満点の定期テストに比べると1点の比重が大きいことやそれに対する対策のお話はまた今度…
今回は内申点について詳しくお話します。
表にある通り、内申点は150点満点で採点されています。
内訳は2年生の3学期の通知表の45点、3年生の1,2学期の通知表の(おそらく)平均45点を倍にした90点、そして特別活動などの15点です。
部活動や生徒会活動、英検漢検などの活動ももちろんプラス評価にはなりますがそれはあくまでも15点分。
残りの135点が内申点として非常に大きな割合を占めているのです。
2年生の3学期の通知表の採点は1,2学期の点を鑑みて採点されていますので2年生から気合を入れて授業に臨む必要があります。
さらに、重要なこととして「同じ高校を受験する生徒の内申点はほぼ同じ」ということが挙げられます。
これ、意外と盲点なのですが、同じ高校を受験するライバルたちは同程度の学力をもっていることがほとんどです。
ということは内申点にもそれほどの差が生まれないということでもあるのです。
じゃぁ内申点のために特にやることもないんじゃないの?と聞かれれば答えはNoです。
授業態度や提出物の提出状況が悪いだけで1点2点と減点されてしまうと、その分200点満点のテストで巻き返さなければならないことになります。
同程度の学力のライバルがひしめく試験なのに、内申点のせいで半歩遅れてスタートすることになるなんてもったいなさ過ぎませんか?
ぜひ、内申点を意識した生活をしていきましょう。
授業態度なんて、寝ずに先生の話を聞いていれば勝手に点数をくれるのです。
提出物なんて、形はどうであれ提出すれば点数をくれるのです。
テストの点数ではないところで点数を落とすのは、かなりもったいないですよ!