指導法

102. コーチングのすゝめ

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こんにちは!田畑です。

 

今日も今月の塾ジャーナルの記事の紹介です。

 

あるフォーラムで関西学院大学アメフト部のディレクターである小野宏さんという方が行った「ろうそくを燃え上がらせるコーチング」という講演、

 

以下は記事からの引用です。

 

「選手の中に芽生える楽しいという気持ちは、ろうそくの火のようなもの。

 

吹きすぎると消えるし、大事に大きくしていかなければならない。

 

内発的なものをどう育てるかがコーチの一番難しい仕事。…(中略)…

 

コーチングで問われる能力というのは、基礎技術のレベルを上げることだと私は思います。…(中略)…

 

基礎作りが一番肝心で、繰り返し練習が必要です。…(中略)…

 

(苦しいときに)コーチが何をしているかというと、選手と課題や悩みを共有し、ずっと一緒にいて小さな変化も一緒に共有しています。…(中略)…

 

コーチは、怒らないコーチングを目指さないといけません。…(中略)…」

 

引用ここまで

 

 

 

生徒の能力を伸ばす手法として近年注目されているコーチングによる指導法

 

現在の学校で先生から生徒たちに一方的に知識を与える指導法はティーチングと言います

 

もちろん生徒たちに知識を与えることも大切なのですが、今後はその後に「知識を使って表現する」力が必要になってきます。

 

この力を引き出すためにコーチングによる指導法が必要になると言われています。

 

 

 

 

ただ、今回小野さんが述べているコーチングは「生徒が自主的に課題に取り組める環境づくり」をメインとした指導です。

 

生徒に寄り添い、自分も一緒になって成長するつもりで指導に当たる。

 

これによって生徒の自己肯定感を高め、モチベーションへと変化をさせていくことが狙いです。

 

 

 

学習塾を運営している僕としても大事にしていきたいことだと感じました。

 

 

学校でわからなかったことを再度教えるときにはティーチングの指導になりますが、

 

繰り返し練習をさせることによって知識の定着を図るためには、生徒のモチベーションが重要です。

 

着実な学力の向上のためには「教える」ことよりも「寄り添う」ことの方を意識しなければならないということですね。

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