こんにちは!田畑です。
今日は塾ジャーナルの記事の紹介をします。
親御さん方は将来我が子にはどうなってもらいたいでしょうか?
大半の方は「幸せになってもらいたい」と言うでしょう。
そのために小さいころから習い事をさせたり、一緒になって勉強をしてあげたり、あるいは金銭面での支援を手厚くしてあげたり…
様々な育て方があるかと思いますが、花まる学習会代表の高濱さんは
「幼児期に様々な体験をしてしっかり遊んだ子が、大人になって伸びています。
ノーベル賞の受賞者を見ても、トップと言われる学校からは案外出ていません。…(中略)
幼児期には、たくさんけんかして、いろんな仲間がいて、そんな環境で経験を積んでいく。これが非常に重要です。」
とおっしゃっています。これまでの学校教育の知識偏重的な教育では伸びしろが期待できないということですね。
幼児期は知識を頭に貯めこんでいくよりも、五感を使っていろんなことを体験して身につけていくといいのかもしれません。
小学生になれば読み書き計算という言葉の知識、考える力の基礎を築いていきます。この時期にも体験を積み重ねるのは大事な時期だと思います。
ただ、小学生くらいになると好き嫌いが如実に表れてきます。ここで嫌いなことを克服させるよりも好きなことに熱中する体験をさせてあげると良いでしょう。
中学生になれば子どもも物心がついて自分で物事を考えるようになってきます。
高濱さんは、中学生から伸びる生徒と伸びない生徒の差として「言葉の力」を挙げています。
小学生までに培ってきた体験や、それによって考えたことを自分の言葉を使って発信できるかどうか。
また、さらに熱中していることを深く掘り下げていくためにもこの力は大切になります。
この「言葉の力」を養う原動力は親御さんの習慣(家庭で読書の習慣がある、いろんな物事について話し合う、など)です。
「子どもに○○をやらせる」や「子どもと一緒にやる」ではなく、「子どもに自分の背中を見せる」ことを意識している方は少ないのではないでしょうか。
志を高く持った大人の背中を見て子どもは日々何かを吸収して成長しているはずです。
子どもたちに恥じぬ背中を見せて、追いかけてもらい、追い抜いていってもらえるような指導を僕は心がけていきたいと思います。