こんにちは!田畑です。
今日は暑いですね…日本で一番暑い場所ってどこか知ってますか?
富山なんですよ…!!!!!
近年は沖縄県などの南国よりも暑くなりやすい県になりつつあります。
雪国富山は、冬はもちろん寒いですが夏は暑いという最悪の気候…
一方でこんなデータもあります。
住みよさランキングでは富山県の黒部市と魚津市がトップ10にランクイン!!
気候以外の点で各市町村が努力しているのでしょう。
さて、今日は先日からお話している地方創生の最後のお話をします。
テーマは「地方への新たな人の流れの創出」です。
問題として挙げられているのは、進学時期になった10代後半~20代の人口が都市部に多く流入していることとのことでした。
対策の1つとして「都市部の大学定員増の抑制」が挙げられていましたが、この意見は僕としては地方の甘えであり怠慢だと思っています。
都市部相応の魅力のある街づくりをしていない地方が一方的に悪い。
しかし魅力を生み出すのはその魅力を共感できるような若者であり、その若者の母体数が少ないのも事実です。
富山県知事の石井さんは子育て環境の充実や移住支援、安定した就職口の確保による子育て世代の流入に注力しています。
その結果移住希望地ランキングとして全国で8位、20代以下だと全国5位、30台は全国7位と好成績を残しています。
では次の問題は何か。
それは、富山で育った子どもたちが自分たちの生まれ育った土地に魅力を感じて地元に根差し、その魅力を外に発信していくことでさらに人口を増やしていくことです。
子どもたちに自分たちの地域に愛着を持ってもらうためには教育も大切ですが、何よりも周りの大人たちが輝いているかどうかが一番重要だと思っています。
僕たちがこの富山は住みやすい場所なんだ!楽しい場所なんだ!と思って過ごしている姿を見せてあげなければ子どもたちの心はどんどん離れていってしまうでしょう。
テレビや映画の世界への憧れで都市部に学生時代に行くのも経験としてはとてもいいと思います。
ただ、そのあとに帰ってきて地元の良さを改めて実感してくれるのかどうか。ここがカギとなってくると思います。
富山の若者や子育て世代が今しなければならないことは2つ。
・富山の魅力を見つけ出して発信する。これは若者目線で見つける、作り出すことが大切です。
・子どもたちにそれらを体験させて富山に愛着を持たせる。教育をするのは学校の先生だけではなく、周囲の大人たち全員です。
e-sportsが盛り上がってきたりと、少しずつ若者の街の片鱗を見せ始めているのではないでしょうか。
小さな動きの水面下では大人たちが必死になって駆け回っています。
そういう大人が溢れる街にしていきたいですね。