愉開塾について

142. 子どもたちから奪われた力

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こんにちは!田畑です。

 

今日も塾ジャーナル2020年7月号の記事を紹介したいと思います。

今回は「「伝えたい」を育てる最大の英語教育」という題でベリタスアカデミーの宮崎さんが書いた記事の紹介です。

 

宮崎さんは20代の7年間、旅行会社で海外教育旅行の営業開発と添乗員として働いていらっしゃったそうです。

そして海外で現地の高校の先生から以下のように言われて日本の英語教育の弱点を感じたそうです。

~以下引用~

「日本の高校生たちは、自己紹介はできるが、趣味や好きな食べ物、得意なスポーツのことしか話さないのはどうしてなの?」

「私たちの生徒たちは、将来のビジョンや夢、信条を話します」…

…現地の先生たちが…日本の高校生たちに「将来、大学で何を学びたいのですか?」と聞くと黙ってしまう。「将来どんな仕事をしたいの?」と聞くと「〇〇になりたいです」という答えは帰ってきますが、「〇〇になってどんなことがしたいの?」と聞くと、何も答えられない。…

…足りないのは、英語でのコミュニケーションのスキルではなくて、実は「伝えたいものを持っていない」ことだと感じたのです。

~以上引用~

 

僕も生徒と話をするときにはこのような質問をするのですが、生徒たちはなかなか答えられません。

生徒たちは答えたくないわけではなく「何を答えればよいのかわからない」のだと見受けられます。

これは、子どもたちが悪いのではなく、僕たち大人の責任だと思います。

 

大人になったら何ができるかを普段から子どもたちに話してあげる。

大人たちは普段どんなことを考え、どんなことをしているのかを話したり見せたりしてあげる。

これらのような経験を積み上げて子どもたちは自分たちの将来をイメージして、語り始めるのです。

 

そんな夢をもって話せる生徒になれるような講義をする授業も新年度からのスタートを目標に愉開塾でも始めようと考え中です!

自分の将来にワクワクする子どもたちになってほしいですね!

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