こんにちは!田畑です。
子どもたち自己肯定感を高めるために、僕が指導するときに意識していることは「褒める」ということです。
また、同時にこちらから故意に「落ち込ませない」ということも意識しています。
この「落ち込ませない」というのは「やってはいけないことをしないようにする」ということです。
今回はこの「やってはいけない接し方」を2つ紹介します。
~子どもと接する際にやってはいけないこと~
①ほかの子と比べる
社会で生きる上で比較というのは自ずとしてしまうものですが、それをわざわざ周りから言う必要はありません。
僕たち大人のほとんどは「周りと比べて劣っているときにそれを目標にしてモチベーションに変える」という経験をしています。
そういった経験は「自発的な劣等感」から生まれた気持ちなので、そういった経験をしていない子どもに押し付けてはいけません。
また、ほかの子と比べて優れている場合でも比較してはいけません。
比較対象の子に負けないようにしないといけないといった心理がはたらいてプレッシャーがかかります。
②君はダメだと批判する
「そんなこと言うわけない」と思っている大人の方も多いと思います。
しかし、大人もメンタルが弱っているときには子どもに言いがちなのかもしれません。
普通できるはずのことができない。1度言ったことができない。約束したことが守れない。
子どもたちの頭はまだまだ未熟です。
普通出来るはず?「普通」ってなんでしょう?子どもにとっては当たり前のことも難しいことがほとんどです。
1度言ったはずなのに…?1度言ったくらいじゃ興味のないことなんて身につきません。
約束したのに…?日々たくさんのことを吸収している子どもたちにとって約束1つを覚えることはかなり大変です。
大人にとっての当たり前と子どもにとっての当たり前の違いを認識してあげることが第一歩です。
大人も人間なので心が疲れて「やってはいけない」接し方をしてしまうこともあるでしょう。
大事なことはそういった接し方は「子どもの心に残りやすい」という事実です。
これを肝に銘じて僕も日々子どもたちと接していきます。