こんばんは!田畑です。
先日テレビ番組「マツコの知らない世界」で竹田さんという方が目覚まし時計の紹介をしていました。
その話の中で睡眠に関するメカニズムについて触れていて、おもしろい話だったので僕も少し調べてみました。
まず、心身の成長はもちろんですが、記憶力や思考力といった脳力を鍛えるのにも睡眠はとても重要です。
テスト対策で一夜漬け、という行為はその時のテストの点数を上げるためのブースト行為として考えれば悪くはありませんが、長期的な記憶・成長の観点から考えてみれば
全くもってナンセンスと言えるでしょう。
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さて、睡眠に大変関わりのある物質としてメラトニンとセロトニンというものがあるそうです。
メラトニンには「眠気を誘発する」性質があり、睡眠ホルモンとも呼ばれます。
これの分泌量は光を浴びなくなる夜に増加します。ポイントは「光を浴びなくなる」夜ということです。
光を浴びているとメラトニンの分泌が抑制されるため、夜になっても光を浴びていてはメラトニンが分泌されず、眠くならない、という現象が起こるようです。
そしてもう一つのセロトニン。こちらは不足することでイライラややる気の減少など、精神的にネガティブになってしまう性質があるそうです。
メラトニンとは逆に、分泌量は光を浴びる量に比例するように増加します。
ちなみに曇りの日でも屋内の照明の光よりも光量は多いらしいです。でましょう、外。浴びましょう、光。
そして、セロトニンはそもそもメラトニン生成の原料でもあるため、2つはとても関係の深いものであるともいえるのです。
つまり、どこかのタイミングで良い睡眠をとるための行動を意識してつくりにいかない限り、睡眠のgoodサイクルは始まらないということです。
睡眠のgoodサイクル
①朝光を浴びて起きる
②日中はたくさん光を浴びて行動する
③夜は光を浴び過ぎないように過ごす
④暗い部屋で寝る(体をクールダウンするため2,30分は寝付けない)
睡眠のbadサイクル
①夜に光を浴び過ぎる
②夜に(クールダウンを我慢できず)眠れなくなって夜更かしをする
③日中までなかなか起きれない
④セロトニンの分泌が少ないため、メラトニンの分泌も少ない
最後に「睡眠を改善すべきチェック項目」を見て今日の締めとしましょう。
1個でも当てはまると改善すべき状況らしいですよ。
①布団に入って10分以内に眠れる
②起きてから4時間後くらいで眠くなる
③どこでも空き時間にすぐに寝れる
④朝、目覚ましが鳴る前に起きている
いかがでしたか?ぜひ、良い睡眠をとって効率良く脳も体も成長させましょう!!