指導法

139. 子どもへの期待の仕方とは…?

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こんにちは!田畑です。

 

「子どもには期待をするべき!」とはよく聞く言葉ですが、実際に子どもと接するとなかなか難しいですよね。

 

そもそも、なぜ「子どもには期待をするべき!」なのでしょうか?

それは次のような構図があるからです。

 

子どもに期待をする→期待された子どもは期待に応えようと努力する→成功すれば自信がつくし、能力も上がる

 

この構図が繰り返されればいいのですが、それはあくまでも「成功すれば」の話。

失敗をしてしまうと自信を無くしますし、次も失敗してしまうかもしれないという不安も生まれるでしょう。

この時の子どもへのフォローの仕方によって上の構図は負の連鎖にもなりかねません。

 

しかし、だからといって期待しないという環境で育ててしまうと、成長に繋がっていかなくなってしまいます。

そして「何かを達成するために努力をする」という習慣もつかないまま大人になってしまうかもしれません。

 

 

子どもにはぜひ期待をしてあげましょう。

どういった面でもいいのです。勉強、運動、遊び。そういったものを通して成長できるようなら興味を持って期待をしてあげましょう。

人というのは信頼している人に期待をされているとそれに応えたいと思って行動する生き物です。

もちろん失敗することもあるでしょう。

人や行動の内容によってフォローの仕方は千差万別です。

叱ってハングリー精神を刺激するパターンもあれば、できた部分だけでも褒めてあげることで自信につなげてあげるパターンもあるでしょう。

どういった方法でもそのリアクションは大きくしてあげることも大切なポイントです。

子どもを感情豊かに育てるためには大人が感情豊かに接してあげなければならないからです。

 

また、フォローにも成功や失敗はつきものです。

しかし、失敗を恐れずにフォローを繰り返ししていけば子どもへのいいフォローの仕方の傾向も見えてくるはずです。

積み重ねていけばフォローの成功率は上がっていきます。

 

 

「期待してあげよう。そして、結果に関わらず良い方向に進めるようなフォローをしてあげよう。」

 

 

人に期待をすることはその人を育てることです。

大人であれ子どもであれ、期待をしたり、期待をされたりして、互いに成長していける環境を作っていきたいですね。

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