指導法

76. コミュニケーションスキルは何から学ぶ?(後編)

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こんにちは!田畑です。

 

 

昨日はコミュニケーションスキルを磨くことは世の中を生きていく上で大切なスキルだというお話をしました。

 

今日はどのようにしてコミュニケーションスキルを磨けばいいのかを紹介したいと思います。

 

 

 

子どもにとってのコミュニケーションスキルの目標は「円滑に会話ができる」です。

 

そもそも具体的にどういったことができるようになればいいのか?大きく分けて2つが挙げられます。

 

①相手の話を理解する→相手の話を理解しているという意思を伝える

 

②相手の話に対する返事を考えて発信する

 

 

 

①の「相手の話を理解する」が第一段階なですが、これに必要なのは「語彙力」です。

 

日常会話や絵本、アニメなどで「赤くて丸いもの=りんご」という認識をつけるように様々なモノの名前を覚えさせてあげましょう。

 

「多い⇔少ない」「大きい⇔小さい」といった概念の言葉も日常会話の中で聞かせてあげると、子どもたちはそれを見て「この言葉はこういう使い方なんだな」という風に吸収していきます。

 

 

②の「自分の考えを発信する」スキルを磨くためには「自分の考えを発信する」ことが何よりも効果的です。

 

…は?とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれません…

 

ここで僕が言いたいことは、以前「強く成長するために」の記事でも紹介した「まずはやる」の精神。これがやはり一番なのです。

 

人は失敗でも成功でも経験を通して成長していくものです。自分の考えの発信の仕方だって同じなんです。

 

ただ「他の人の発信の仕方を真似る」というのもいい方法です。

 

コミュニケーションスキルの高い人で僕が思いつくのは漫才芸人さんたちです。

 

台本ありきの芝居なのかもしれませんが、「間」や「言葉遊び・言い回し」などがおもしろ可笑しく感じるように作られているのですから、僕も参考にしたりしています。

 

真似したり、独自の発信をしたりしていれば、相手の反応から学ぶこともたくさんあるはずです。

 

 

コミュニケーションというのは「相手」があって初めて成り立つものです。このスキルを磨くためには子どもたちとたくさんお喋りをしてあげる、そして子どもたちの鏡になってあげることが大切なんですね。

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